- 雑草の生え方によって使用薬量、水量は違ってきますか?
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違ってきます。雑草の生え方や量によって使用薬量と希釈水量を使い分けてください(薬量、水量の目安は裏表紙の希釈早見表をご覧ください)。水量は、雑草が少ないときは100ℓ、多いときは150ℓが目安です。草丈30cm前後で地面が見え隠れする程度のときに適当な水量だと考えてください。また、雑草が若い時期に除草するほうが、効率的かつ経済的です。
- 希釈した散布液はそのまま置いた後でも使えますか?
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数日間置いても効果に影響はしませんが、必ず早めに散布してください。希釈後はなるべく早く散布すべきですが、やむを得ず置いておく場合には、土ボコリやゴミ、雨水が入らないようにし、また子供がイタズラしないよう、特に注意してください。
- 展着剤を加える必要がありますか?
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必要ありません。すでに必要量の展着剤成分が入っています。
- 土壌処理型の除草剤を混用できますか?
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バスタは、ほとんどの土壌処理型除草剤と混用できます。光合成阻害型除草剤との混用によってバスタの効果の発現が遅れることがありますが、最終的な効果は変わりません。
- 除草剤を使用しなくても、刈払い機での除草で十分ではないですか?
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エンジンで刃物を高速回転させる刈払い機は、重くて危険です。刃物で周囲や作業者を傷付ける心配があります。また、電気柵設置場所では、刃物で断線する可能性があるため、除草剤を使用することをおすすめします。バスタなら安全かつ、除草時間も短縮できるため、省力的です。
- 防除柵、電気柵でバスタを使用する時期はいつがいいですか?
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雑草が電気柵にふれると漏電することがあります。電線に雑草が触れる前に散布してください。草丈20㎝以下が目安です。
- 日本芝(こうらいしば)に使用する場合に、注意しなければならないことは何ですか?
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バスタは非選択性除草剤です。雑草とともに生育期の芝も枯殺してしまうため、生育期はもちろんのこと、休眠直後や萌芽期近くでは散布を避けてください。安全な使用時期は完全休眠期です。
- 苔に使用する場合に、注意しなければならないことは何ですか?
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(1)苔だけを残したい場合は、苔にかからないように注意してください。スギゴケ、ゼニゴケなどの苔に対しても一定の殺草効果があるため、庭苔などを残さなければならない場所では使用しないでください。
(2)苔を枯らしたい場合、苔の種類によって効果が異なりますが、多くの場合十分な効果は期待できません。専用剤の使用をお勧めします。